iPhone X、ドコモオンラインショップで在庫ありに Apple Storeでも12/2頃

2017年11月24日 20時30分更新

文● 二子/ASCII編集部

 ネット経由でドコモのスマートフォンが購入できる「ドコモオンラインショップ」において、iPhone Xの64GBモデルが24日夜の時点で「在庫あり」の表示になっていることを確認した。その後、記事執筆時点では、在庫なし/予約受付中の表示に切り替わった。

 ドコモオンラインショップでは、iPhone Xの入荷スケジュールを公開しているが、64GBモデルはほぼ待たなくてもいい状況になっていることが確認できる。256GBモデルについては、まだ若干時間がかかりそうだが、それでも今からの予約でも年内の入手は可能と予想できる。

 なお、他キャリアのオンラインショップも確認したが、au/ソフトバンクのいずれもモデルも予約受付中の状態。オンラインのApple Storeでも「12/02~12/09」の表示となっている。いずれにしてもあと少しの我慢と言えそうだ。

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2017年のベストバイスマホはiPhone Xしかない!

ASCII 冬のベストセレクション 2017
第3回

スピーディー末岡がオススメ

2017年11月24日 11時00分更新

文● スピーディー末岡/ASCII編集部

スマホの教科書のようなスマホ
迷ったらiPhone Xが買い!

 筆者はとくにアップルファン、iPhoneファンというわけではない。iPhoneを使い始めたのiPhone 5sからで編集部内のアップルファンに言わせるとニワカである。元々Androidユーザーだったが、勉強のためにiPhoneも使い始めたのだ。今でもAndroidとiPhoneの2台持ちは変わらない。

 今年もいろいろとスマホを買ったが、ベストバイを挙げろと言われたらやはり「iPhone X」を推したい。AndroidもXperiaやGalaxyシリーズは安定の完成度だし、個人的にカメラが気に入って使っている「HUAWEI P10」も捨てがたいのだが。

 Androidスマホはおもに中国・韓国系のメーカーが先進的な技術を投入しており、魅力的なモデルがたくさん登場している。iPhoneは6sくらいから8までマイナーアップデートレベルの進化で、昔のような驚きがなかった。

 しかし、アップルが今後のiPhoneの方向性として、アニバーサリーモデルとして発表したiPhone Xは非常にチャレンジングなiPhoneだった。ホームボタンをなくし、せっかく導入した指紋認証からFace IDという顔認証になり、操作方法も従来のシリーズとは別になった。分厚かった上下のフレームもなくなり、本体サイズがそのままディスプレーサイズに。カメラはiPhone 8 Plusよりも性能が高く、ポートレートライティングモードはイン・アウトどちらのカメラも可能と、スマホ選びの最重要要素も抜かりがない。

 アップルが上手いなと思ったのは、「iPhone 8」というこれまで慣れ親しんだiPhoneを残しつつ、iPhone Xという新しい提案をしてきたところだ。これなら、いきなり操作方法やデザインが変わるのはイヤだ、という人はiPhone 8を選べば良いし、新しいモノが好きなアーリーアダプターはiPhone Xを選べる。ユーザーに対して明確な選択肢を残してくれているのだ。

 本題に戻ると、iPhone Xはまずスペックは文句ナシ。スペック至上主義者の筆者も満足だ。デザインは美しいのだが、背面カメラがガッツリ飛び出ているのと両面ガラスなので、カバーをしないと指紋でベタベタになる部分がマイナス、全画面ディスプレーも顔認証もカメラ機能も、すでにAndroidスマホでは採用されているものばかりだが、それをアップルらしい完成度で仕上げてきたのがプラス。デザインは個人の好みがあるので評価は変わるだろうが、全体的に満足度がが高く、所有欲を満たしてくれるスマホになっている。

 とくにハードキーを使わずに、ほとんどスワイプやフリックなどで操作するのは、まさにスマート。今後、iPhoneにはどんどんハードキーをなくしていってほしい。そろそろマナーモードキーも必要ないのでは。

 14万円という価格はけっこう構えてしまうが、ノートパソコンが手のひらサイズになったと思えば納得できるし、スペック的に2年以上は使えるうえ、リセールバリューを考えてもとんでもなく高額という気はしない。

 正直、写真の仕上がりはHUAWEI P10のほうが好みなのだが、高次元でバランスが取れた完成度、アップルの今後の方向性を示したモデルとして、今年のスマホベストバイとしてオススメしたい。

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iPhone Xケースに「STARWARS」登場

2017年11月17日 15時00分更新

文● てんこもり

 PGAは11月17日、iPhone Xに対応した「iJacket【STARWARS】iPhone X用ハードケース ポケット&リング付き」シリーズの4種類、「iJacket【STARWARS】iPhone X用シリコンケース」シリーズの5種類の計9アイテムを発表した。11月30日から発売する。

 ポケット&リング付きケースは、背面にカードポケットとリングがついておりリングを起こせばスタンドになる。

 ラインナップはロゴ/ブラック、ロゴ/デニム、BB-8、パターンの4種類で、価格は2700円。

ハードケース ポケット&リング付き」

 シリコンケースはソフトな手触りでホコリが付きにくく、お手持ちのストラップを取り付け可能。

 ラインナップはダース・ベイダー、ストームトルーパー、ヨーダ、R2-D2、BB-8の5種類で、価格は2160円。

シリコンケース

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Y!mobile、UQに続き格安スマホでiPhone! BIGLOBEがiPhone SE/6sを発売

2017年11月17日 14時50分更新

文● 二子/ASCII編集部

 現在はKDDI傘下のビッグローブが展開するモバイルサービス「BIGLOBEモバイル」が、iPhone SE/iPhone 6sを発売すると発表した。ともに32GB/128GBの2モデルが用意され、カラバリはスペースグレイ/シルバー/ゴールド/ローズゴールドのいずれも選択可能(記事執筆時点では一部モデルは「入荷未定」と表示される)。

BIGLOBEモバイルもiPhoneの取り扱いを開始

 今回iPhoneとのセットで提供されるのは、BIGLOBEモバイルのうち、au網を利用したAプランで、かつ6GB以上の音声SIMとの組み合わせになる。

 端末は24回分割で購入し、iPhone SEの32GBモデルが税抜1700円×24回(税抜4万800円)、128GBモデルが税抜2100円×24回(税抜5万400円)、iPhone 6sの32GBモデルが税抜2350円×24回(税抜5万6400円)、128GBモデルが税抜2850円×24回(税抜6万8400円)。

端末は分割で購入できる 

 ただし、来年1月8日まではキャンペーンとして、契約を6ヵ月、12ヵ月、18ヵ月、24ヵ月継続すると4回、各6300円(計2万5200円)がキャッシュバックされる特典も用意される。

キャッシュバックを毎月にならすと税抜月1050円引きになるため、BIGLOBEのサイト上では月々の支払いにこの分を差し引いた料金を表示している

 契約する音声SIMについては、月6GBの「6ギガプラン」以上の契約になることを除けば(月3GBのプランについては今後提供予定)、通常のBIGLOBEモバイルのサービスと同等で、「6ギガプラン」は税抜月2150円。1回3分以内の通話定額(月650円)、YouTubeやAbemaTVなどが見放題になる「エンタメフリー・オプション」(税抜月480円)といったオプションも追加できる。最低利用期間として12ヵ月が設定されており、それ以内の解約時は税抜8000円の解除料が必要なのも同じだ。

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アップルiOS 11.1.2配信 iPhone Xの問題を修正

Live Photosや動画撮影の問題にも対応

 アップルは11月17日、iOSの最新バージョン「iOS 11.1.2」をリリースした。

 iPhone Xで、暖かい場所から急激に寒い場所に移動したときに、画面へのタッチ入力が反応しなくなる問題を修正したという。また、iPhone XでLive Photosや動画がうまく撮影できない問題にも対処したとのこと。

iPhone Xを10日間使って見えたメリットデメリット

iPhone X&iPhone 8、ASCII徹底大特集!
第66回

2017年11月16日 12時00分更新

文● スピーディー末岡/ASCII編集部

 予約の段階から大騒ぎだったiPhone X。ここ何年かのiPhoneフィーバーの中で、一番盛り上がったと感じた。

 筆者も予約を開始2分で済ませ、発売日にキャリア版とSIMフリー版のiPhone Xを手に入れ、さまざまな記事を作成してきた。そのおかげでiPhone Xの良い部分、悪い部分が見えてきた。今回は発売後10日間を経たiPhone Xを改めて検証していく。

キレイで見やすくて満足
有機ELや全画面ディスプレー

 ディスプレーは有機ELを採用したことで、かなり発色が良くなった。筆者の前の機種がiPhone 6s Plusだったから余計にそう感じる。解像度も高く、動画も写真も非常にキレイだ。心配された晴れの屋外での視認性も悪くはない。どちらかというと液晶のほうが見やすい、というレベルだ。このあたりは、しっかりとチューンされている。

真ん中がiPhone X。Galaxy S8のほうが明るいが、見づらいということはない。 写真:外村克也

 全画面のディスプレーは、最初は新鮮だがそのうち黒いフチが気になって「あんまり全画面じゃないよな」と思うようになってきた。この分野はGalaxy Note8などのほうがデキは上だ。また、iPhone Xが発売されて間もないからだと思うが、この全画面を活かすアプリやゲームが少ないのが気になった。ほとんどがiPhone 8などのナンバリングiPhone用に作られているのと、iPhone Xの画面比率に合わせにくいのだろう。

 実際、iPhone Xへの対応を発表していないアプリなどは、画面からいろいろとはみ出してしまって、決定ボタンが押せない、HPのゲージが欠けてしまって見えないなどの弊害がある。これは残念すぎるので早急に対応してほしい。

ホームボタンがない! 操作が変わったこと

 スマホはタッチで操作するのに、ハードキーがあることに疑問を持っていたので、ホームボタンがないのは大歓迎だった。いっそのことボリュームキーとか、マナーモードスイッチとか、サイドキーもなくしちゃえ! と思ったけど、そうなるとフリーズしたときどうやって再起動するんだという問題が発生してしまうので、このままがいいのかも。

ホームボタンがないことは、もはやまったく気にならない

 ホームボタンレスは数時間も使っていれば慣れる。ホームへの戻り方はもカンタンなので、逆にホームボタンがあるiPhoneを使うと、戸惑ってしまうくらいだ。また、スワイプやフリップ、長押しなどを多用した操作は、全面ディスプレーと相性がよく、まさにこれからのスマホ操作のスタンダードといえるだろう。

 しかし、問題点がないわけではない。ディスプレーが縦長になったおかげで持ちやすくなったが、そのかわり親指が上に届きにくく、とくにコントロールパネルを表示する「画面右上から下にスワイプ」という動作がやりにくい。というか指が届かない。イチイチ持ち直さないといけないのは手間だ。この動作だけでなく、縦に持っていて上のほうをタップしないといけない動作はどれもキツイ。まあ、5.5型以上の端末なら漏れなく直面する問題ではあるのだが。





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iPhone X顔認証vsザ・たっち

Face ID、やたら有名人の標的にされる

 YouTubeチャンネル「たっちアカデミー@GameMarket」が、11月12日に新作動画「【検証】双子芸人ザ・たっちはiPhone Xの顔認証を突破できるのか!?」をアップしています。

 たっちアカデミー@GameMarketは、ザ・たっち、ダブルブッキング、オキシジェンなどがゲーム実況動画などを配信するYouTubeチャンネル。今回の内容は「どっちがどっちかわからない」といわれるほど似ている双子のお笑い芸人ザ・たっちが、iPhone Xを使って「顔認証(Face ID)は双子でも適用するのか?」を検証するというもの。

 気になる検証結果は「適用される」。弟・かずやさんの顔でFace IDを設定したところ、兄・たくやさんの顔でも画面ロックが解除されました。たくやさんは「(iPhone Xを)買おうとしてるのに、(双子同士の)プライベートが……」と嘆いていました。

 ちなみに「Face IDは双子でも適用されるのか」というのは海外でも注目を集めるトピックらしく、一例として、iPhone X発売翌日に双子の人気YouTuberドーラン・ツインズ(The Dolan Twins)が検証動画をアップしています(再生数は460万超)。こちらの動画でも、双子間でFace IDによるロック解除が可能でした。

 なお、直接関係はありませんが、人気YouTuberのヒカキン氏は新作動画「【悲報】iPhone XからiPhone 8にしました」にて、出先ではマスクをすることが多いために「顔認証機能(Face ID)が使えない」としてiPhone 8にしたと語っていました(関連記事)。

 芸能人は顔が命。まさしくその顔を見分けるFace IDは、はからずも多くの有名人・YouTuberたちを惹きつけているようです。

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ヒカキンがiPhone Xを諦めたのは他人事ではない

Face IDには意外な弱点がある

 ブンブンハローフェイスアイディー。YouTuberのヒカキン氏が12日に新作動画「【悲報】iPhone XからiPhone 8にしました」をアップしました。

 ヒカキン氏は動画内で、iPhone Xの利用を諦めてiPhone 8にした理由を「顔認証機能(Face ID)が使えないから」としています。といっても、認証の精度が不正確だからではありません。

 いまや有名人のヒカキン氏。出先ではつねにキャップをかぶり、マスクをしているそうです。その状態でFace IDを使いロックを解除しようとしても、端末が本人と認めてくれないのだとか。

 “顔バレ”を気にする有名人ならではの問題かと思われるでしょうが、話はそれほど単純ではないかもしれません。一般人が使う際にも、このFace IDでストレスを抱える可能性があるのです。

 ASCII編集部でも検証しましたが(関連記事)、iPhone XのFace IDは「目を隠す」もしくは「口を隠す」と、高確率で認証できなくなります。顔の凹凸を厳密に見分けているのでしょう。



iPhone Xをゲットした編集部員スピーディー末岡さんのチェックによると、「目を隠す」「口を隠す」はNGのようです

 ただ、大きめのサングラスや、つばの広い帽子などを身に付ける機会が多い人は、目元が隠れやすいので、ちょっと認証時に面倒かもしれません。

 もっと困るのはマスクです。日本ではこれから風邪やインフルエンザが流行ります。また、花粉症に悩む人もいるでしょう。秋から春にかけての時期、マスクを使う人は少なくありません。

 かといって、iPhoneを使うたびにマスクを外すのはあまり現実的ではないでしょう。パスコードを手動で入れればいいわけですが、その手間を考えると「どうしたんだiPhone X! なんのためのFace IDだ!」という気分にはなりそうです。画面ロック解除だけでなく、Apple PayでもFace IDが使えないとなると、歯がゆい思いをするかもしれません。

いちいちパスコードを入力するのも手間です

 こうなってくると、サングラスをかけていようがマスクを被っていようが、指で触るだけで認証するTouch IDが使いやすいと考える人も出てくるでしょう。するとiPhone 8/8 Plusを積極的に選ぶのも“アリ”といえます。

Touch IDはそのまま、ワイヤレス充電対応のiPhone 8シリーズを積極的に選ぶのも良いでしょう

 もっとも、寒い時期は手袋をする人も多い。「スマホが使える手袋」などもありますが、その場合でも指紋での認証はいかんともしがたいわけで、こういう場合は(マスクなどをしてないければ)Face IDのほうが便利だとも考えられます。

 ちなみにヒカキン氏は、寝起きでもFace IDの解除ができなかったと言います。その理由として、普段かけているメガネの有無、髪の毛の寝癖、顔のむくみなどで、普段の顔と寝起きの差がありすぎるのかも……と発言していました。

 こちらについては、マスクほど致命的な問題ではないとも考えられます。編集部にもメガネをかけているiPhone Xユーザーが複数人いるので聞いてみたところ、「寝起きでメガネをしていない状態」でもFace IDの認証には支障がなかったと答えていました。ヒカキン氏のケースはむしろレアかもしれません。

 とにかく、大事なのは「自分にあったモデルを選ぶ」という基本中の基本です。マスクをする機会が多い人なら、iPhone 8/8 Plusのほうが良いかもしれない。それでも新しいテクノロジーや有機ELディスプレーなどの魅力を存分に堪能したいなら、iPhone Xを選んだほうが幸せかもしれない。

 いずれにしても、自分の利用方法をよく考え、店頭などで確かめてから選んでも、決して遅くはないはず。ヒカキン氏も動画内で言及しているように、「悩んでる人は触るべし」なのです。

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ヒカキンがiPhone XをiPhone 8に戻した理由

Face IDがうまく認証しなかったため:

2017年11月13日 10時30分更新

文● G. Raymond

 YouTuberヒカキンが12日に新作動画「【悲報】iPhone XからiPhone 8にしました」をアップ。動画によれば、iPhone Xを1週間使った結果、iPhone 8に戻すことにしたという。「すごくいいんだけど、僕に向いてなかった」そうだ。

 理由は顔認証機能(Face ID)だ。

 通常時ならすぐロック解除できるが、出先ではつねにキャップをかぶり、マスクをしているため、本人と認められず、解除ができなかったのだという。ちなみに夏以外は1年中マスクをしているという。キャップとマスクでほぼ顔面が隠れた状態に「不審者か」とセルフツッコミしていた。

 また、寝起きもやはり解除ができなかったという。本人いわく、寝起きは普段かけているメガネをはずし、髪の毛がスーパーサイヤ人みたいになっていて、顔もむくんでいるときにもやはりロック解除ができなかった。本人は、普段と寝起きの「差がありすぎるのかも」とも語っている。

 ヒカキンのおすすめはiPhone 8。理由はサイズがiPhone Xよりも小さく片手で使えるため、顔認証よりも指紋認証のほうが認証時間が早いため。ただしヒカキンのお母さんはマスクもせず「両手だもん基本」とiPhone X派だったそうで、「僕が普通じゃないんだよね!」とフォローしていた。

 そのほか、カメラの性能、格好良さ、性能などは、iPhone 8よりもiPhone Xのほうが勝っているとヒカキン。またホームボタンがないことについては「慣れる」としながら、やはりスワイプに両手が必要だとも指摘している。

動画へのコメント:
・ヤベェ顔認証のところほんとそんままそっくり実体験だわ
・顔認証か指紋か人それぞれですが僕も8になりました…
・なるほどなぁ メガネマンには顔認証辛そうだわ
・ヒカキンのiPhoneにSlack入ってるのなんか新鮮<

URL:
https://www.youtube.com/watch?v=xnxqDPx-FsM



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iPhone Xの高速充電は本当に早かった 30分で空から50%に

 iPhone X(とiPhone 8/iPhone 8 Plus)ではワイヤレス充電対応が話題になっているが、「30分で最大50%充電」という高速充電にも新たに対応している。本当にそんなに高速で充電できるのであれば、朝起きたときにiPhoneのバッテリーが切れてしまっていても、家に出るまでの短い時間で、1日なんとかなる程度に充電できることになるが、そんな都合のいい話があるのか実際に試した。

iPhone X/8の新機能である高速充電を必要な機器を集めて実際に試した

付属品だけでは× MacBook付属のACアダプターと
USB-C-Lightningケーブルが必要

 まずはiPhone X/8の高速充電で必要な機器についておさらい。付属品のACアダプターとケーブルでは不可能なのである。



製品紹介ページでは実はワイヤレス充電より先に大きく紹介されている高速充電対応。ただし注意書きを見ると、追加機器が必要なことがわかる

 具体的には製品紹介ページにあるが、まずACアダプターとして「Apple USB-C電源アダプタ(29WモデルA1540、61WモデルA1718、87WモデルA1719)」のいずれか。これはUSB Type-C経由で充電する、現行のMacBook、MacBook Pro 13インチ、MacBook Pro 15インチにそれぞれ付属しているものだ。ちなみに29Wタイプでも税抜5200円。別途購入するとなるとそこそこの価格がする(61Wタイプは税抜7400円、87Wタイプは税抜8800円)。



これが実際のACアダプター。左の29Wモデルの方が右の61Wモデルと比べて二回りは小さい


端子はUSB Type-Cが1つだけ。通常のType-A端子が1つでもあれば、なにかと便利なのだが……

 ちなみにサードパーティー製のUSB PD対応ACアダプターでも高速充電が可能かもしれないが、そちらも相応の価格はするのと、USB PD周りの互換性の問題やそもそもの品質、さらに保証までを考えると、アップル純正品が断然オススメというか、手っ取り早いだろう。


価格はそれなりだが、下手にサードパーティー製品を購入して悩むより純正品がオススメ。量販店のサイトなどでも取り扱っている

 もう1つ必要なのがケーブル! USB Type-C-Lightningというタイプのケーブルは、アップルが認めている製品は純正品のみとのこと。MFi認定のサードパーティー製品もない。というわけで、こちらは1択。1mタイプで税抜2800円、2mタイプで税抜3800円。なかなか高価だ。



さらにケーブルも必要。基本的に純正品以外の選択肢がなく、こちらもそれなりの価格だ

本当に空の状態から30分で約50%まで充電
本体はそれなりに熱くなる

 と、必要な機器を集めたところで、ようやく高速充電の実験を開始。今回用意したACアダプターは29Wモデルと61Wモデルの2つ。ちなみにACアダプターに書かれたスペックを見ると仕様が異なっており、5.2V/2.4Aは共通なものの、前者は14.5V/2A、後者は20.3V/3Aと9V/3Aとなっていた。



仕様をよく見ると仕様に違いがある

 製品付属のACアダプター(5V/1A)とともに、iPhone Xのバッテリーを空にしてから充電スタート。付属品では電源が入るまでに数分かかったのに対し、急速充電は1分ほどで電源オン。どんどん充電されているようだ。

 ちなみにワットチェッカーで測定した数値は、付属品は5V/1A、29Wモデルでは14.4V/1A、61Wモデルでは9V/1.6Aといったところ(どこまで正確かは不明だが)。後者2つのACアダプターの場合は、電圧は違ってもともに14W程度で充電しているようだ。


付属品ではスペックどおりに約5V/1Aで充電



こちらはそれぞれ約14.4Vと約9Vで充電

 さて30分後のバッテリーの数字は付属品が19%29Wモデルが49%61Wモデルが51%。「30分で最大50%充電」というスペックはほぼ実現されていることがわかった。


付属品では30分後も19%まで。これではさすがに少々心もとない



高速充電ではともに約50%まで充電。これならヘビーに使わない限り、1日持ちそうだ

 ただし若干気になったのは、高速充電では本体がかなり熱を持っていたこと。もちろん安全な範囲で充電していると思われるが、気になるという人は気になるかも。

 1万円近い金額を支払って環境を整えるかは判断が分かれそうだが、MacBookユーザーなどで追加コストが必要ない人であれば1度試してみては?

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