ADATAがM.2 SSDを投入! 「XPG SX8000」の実力は?



最新パーツ性能チェック
第206回

2016年11月27日 12時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII.jp

 ヒートシンクを装備し、価格もそれまでの製品と比べてグッと抑えられたPLEXTOR「M8PeG」シリーズを皮切りに、TLC 3D NANDフラッシュ採用のインテル「600p」シリーズと続々と新製品が登場しているNVMe M.2 SSD。

 最近ではNANDフラッシュに東芝製MLCを採用し、公称転送速度がシーケンシャルリード2750MB/sec、同ライト1500MB/secと高速ながら、容量256GB(型番:PHM2-256GB)で1万1200円、512GBで2万1180円(型番:PHM2-512GB)となるNVNe M.2 SSDが磁気研究所から登場している。



再入荷を待っている人も多いだろう磁気研究所の「PHM2-GB」シリーズ。流通量が増えれば、MLC NANDフラッシュを採用したM.2 SSDの価格基準になるかも

 まさにM.2 SSDの戦国時代到来といった感じのなか、ADATAから12月上旬に発売予定となっているNVMe1.2規格のPCI Express Gen3 x4対応M.2 SSD「XPG SX8000」シリーズをいち早く手にできたので、そのパフォーマンスをチェックしよう。

11月下旬に発売予定となっているADATAの最新NVMe M.2 SSDの「XPG SX8000」シリーズ

後発だけに期待が高まる「XPG SX8000」シリーズ

 「XPG SX8000」シリーズは、ADATA初となるNVMe1.2規格のPCI Express Gen3 x4対応M.2 SSDになる。

 現時点で国内販売予定の容量ラインナップは128GB/256GB/512GBの3モデル(1TBモデルは型番、スペック未確定)で、NANDフラッシュには2D MLC NANDよりも耐久性がアップしている3D NANDだ。

 コントローラーはSilicon Motion「SM2260」を採用し、NANDフラッシュの一部をSLCモードで動作させる「SLCキャッシング」とDRAMキャッシュで、高速化を図っているという。


容量512GBモデルの「ASX8000NP-512GM-C」

 最大転送速度はシーケンシャルリード2400MB/sec、同ライト1000MB/sec、ランダムリード10万IOPS、同ライト14万IOPSとなっている。なお、ADATAのサイトには最大値しか明記されていなかったため、容量ごとの転送速度を同社に確認してまとめてある。

容量 128GB 256GB 512GB
NANDフラッシュ 3D MLC NAND
コントローラー Silicon Motion SM2260
シーケンシャルリード 1000MB/sec 2500MB/s 2400MB/sec
シーケンシャルライト 300MB/sec 600MB/sec 1000MB/sec
ランダムリード 4万5000IOPS 8万IOPS 10万IOPS
ランダムライト 7万5000IOPS 13万IOPS 14万IOPS
平均故障間隔 200万時間
製品保証 5年間
予想価格 9000円前後 1万4000円前後 2万8000円前後

NANDとDRAMキャッシュは裏面にも搭載

 ここからは実際に容量512GBの「ASX8000NP-512GM-C」を見ていくと、基板表面にはNVMe1.2規格のSilicon Motion製コントローラー「SM2260」に加え、Micron製NANDフラッシュ×2枚、DRAMキャッシュ(DDR3Lメモリー)×1。そして裏面にもMicron製NANDフラッシュ×2枚とDRAMキャッシュ×1を搭載する両面実装となっていた。



コントローラーに加えて、両面あわせてMicronの3D MLC NANDフラッシュが4枚、DDR3LメモリーのDRAMキャッシュを2枚搭載


コントローラーはインテル「600p」シリーズにも採用されているSilicon Motionの「SM2260」を採用。ヒートスプレッダーの役割となる銀色のシールが貼られているのも同じだ



Micronの3D NANDフラッシュメモリーで、FBGA Code「NW825」の「MT29F1T08CMCBBJ4-37:B」を両面あわせて4枚(128GB×4枚)搭載する



DRAMキャッシュはDDR3L-1600 256MBのNANYA「NT5CC128M16IP-DI」。DRAMキャッシュの容量は両面あわせて512MBになる






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