マイクロソフトのセキュリティ知見を公的に生かせ – ZDNet Japan



 Microsoftはセキュリティ対策の最大の強みとして、地球規模での脅威情報のデータベースを運営している。これを公的にも生かすことができないものか。

「インテリジェントセキュリティグラフ」とは

 「インテリジェントセキュリティグラフ」と呼ぶそのデータベースは、Microsoftならではの事業スタンスにより、継続的に得られる億単位の膨大なデータから地球規模で脅威情報を把握することができるセキュリティの知見である。

 日本マイクロソフトが12月5日に開いた同社のセキュリティ製品に関する記者説明会で、インテリジェントセキュリティグラフについても話があった。説明会全体の内容については関連記事をご覧いただくとして、ここではそのデータベースに注目したい。

 説明に立った日本マイクロソフトの藤本浩司 クラウド&エンタープライズビジネス本部 クラウド&サーバービジネス開発本部 部長によると、インテリジェントセキュリティグラフでは、世界中にある10億台以上のWindowsデバイス、企業向けと一般消費者向けのクラウドサービスを通じて得られる毎月4500億件のユーザー認証と4000億通のメールなど、Microsoftが自社の製品やサービスを通じて継続的に得られるデータ(シグナル)とサードパーティから得られる情報を合わせて1カ所に集約し、可視化している。

 そして、これらの膨大なデータを人工知能(AI)や行動分析を活用して分析し、セキュリティ脅威の状況をリアルタイムに把握。どのようなセキュリティ脅威が世界のどこで発生しているかを把握することで、進化し続ける脅威の先を行くプロアクティブな対策につなげているという。(図参照)


図:インテリジェントセキュリティグラフの概要(出典:日本マイクロソフトの資料)

 まさに地球規模でのセキュリティの知見であるインテリジェントセキュリティグラフを、Microsoftは自らが提供するセキュリティ対策の最大の強みとして前面に押し出している。それは当然のことだが、もう一歩押し進めて、これだけの規模の知見だけに公的にも生かすことができないものか。





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