プロカメラマンが解説! Photoshopで明るさを調整しよう – ニコニコニュース



【元記事をASCII.jpで読む】

 マウスコンピューターのクリエイター向けパソコン「DAIV」シリーズは、高性能なハードウェアを目的に応じてカスタマイズできるのが特徴。最近のデジカメは画素数が多く、静止画のデータも貯まるとかなりの量になる。また、動画の撮影機能が備わっていると、静止画だけでなく、動画も撮影するときもある。

 フルHDや4K動画となると、あっというまにTB単位で記憶領域を圧迫していくが、DAIVシリーズでは購入時のカスタマイズでHDDの追加も可能。起動ドライブには高速なSSDを使用し、データの保存には容量の大きなHDDを利用するなど、クリエイティブな作業に合ったカスタマイズができるのは便利だ。

 最近のデジカメは性能がいいので、普通に撮影さえしていればよほどのシーンでなければ大きく露出が外れることはないが、まれに明るすぎたり暗すぎたりする場合がある。また大きく露出が外れてはいなくても、撮ったときの印象に比べてもう少し明るければとか、暗ければと思うときも多々ある。

 基本的に写真の適正露出には絶対的な正解はなく、撮影者の意図する明るさで写っていればそれが適正露出になるので、撮影した写真をどこまで自分の意図する明るさに仕上げるかは、Photoshopの仕事になる。

 もちろん、撮影時に意図する明るさで撮れれば一番いいのだが、カメラの背面ディスプレーとパソコンのディスプレーとで明るさが違って見える場合もあるので、Photoshopでの調整も撮影の一端だと思っておいたほうがよい。

 Photoshopには、明るさを調整する機能が複数用意されている。基本的なのは「明るさ・コントラスト」「レベル補正」「トーンカーブ」「露光量」といったあたりだ。今回のこの4つの項目をチェック、なにができるか見てみよう。

 今回は、画像の左下に明るさを確認できるグラフと、白飛びや黒つぶれのチェックが可能なヒストグラムを表示しておいた。ヒストグラムの分布で明るさが確認できるよう、慣れておくといい。

明るさ・コントラスト

 操作として一番簡単でわかりやすいと思われるのが、「明るさ・コントラスト」だ。明るさを調整するスライダーとコントラストを調整するスライダーの2つで構成されている。右下にある「プレビュー」の項目にチェックが入っていれば、マウス操作でスライダーを左右に動かせばリアルタイムで変化の確認が可能だ。

 よくわからない場合には、自動調整をクリックしてもよい。なお、左下に「従来方式を使用」という項目があるが、写真を調整するならチェックを外しておいたほうがいい。

レベル補正

 レベル補正の画面になると、一気に難しさが増す。色々いじれる項目があるが、基本的には真ん中付近にあるグラフと、ヒストグラムの下にある三角アイコンを操作する。左端の黒くなっている三角アイコンは黒の基準値、右端の白い三角アイコンは白の基準値を指定できる。難しい説明だが、画面内の一番黒い部分を黒に指定したり、明るい部分を白に指定できる。

トーンカーブ

 おそらくPhotoshopで明るさの補正をする人のほとんどが使うであろうツールが、トーンカーブだ。単純だが効果的な機能で、コントラスト、明るさ、色別の調整などもできる。また、レベル補正と同じくグレーの基準点の指定も可能だ。

 トーンカーブの設定画面の左側にあるのはヒストグラム。ここに左下から右上にかけてラインが描かれているが、このラインを直接操作して明るさを変えられる。ヒストグラムの下にある三角アイコンを動かせば、レベル補正と同じ調整もできる。

露光量

 文字列的には一番写真に親しい感じがする。実際露出補正のような感じでの操作もできるが、プラスマイナス2までしか操作できない。

 以上4つの項目を簡単に説明したが、基本的には全体的に明るくするか暗くするか、全体的にコントラストを上げるか下げるかを操作するのが基本。機能によっては白と黒の基準の指定もできるようになっている。デジタルデータ上では、明るさは0から255までの数値によって表現されており、0が真っ黒、255が真っ白を示す。

 例えば、平均的な明るさの画像の場合、明るさ0から255までの範囲で偏りはあっても、すべての数値上にデータがある場合が多いが、暗すぎる場合に0から200までの範囲にしかデータがなかったり、50から255までの範囲にしかなかったりもありうる。この場合、撮影時に1番暗い箇所が50でしかないと(この場合、黒の締りがないと表現される)、50の地点を0に指定しなおせば、階調を広く補正できる。

 どれも基本的な明るさの補正なら簡単にできるので、好みで選んで問題ない。いくつかの項目で同じような作業をしてみて、どれが使いやすいかを選んでもらいたい。次回は初心に戻って設定画面の様子を確認してみようと思う。

 今回も、前回に引き続きマウスコンピューターの17.3型ノートパソコン「DAIV-NG7610S1-SH5」を使用した。デスクトップ向けCPUのCore i7-7700Kを採用し、GPUはGeForce GTX 1080(8GB GDDR5X)と、デスクトップ顔負けのスペックだ。

 ノートなので持ち運びが可能で、室内だけでなくどこででも最高の環境で作業できるのは魅力的だ。屋外の使用でも、ノングレアディスプレーは反射が少なく視認性が高いため、作業効率が落ちる心配はない。17.3型と大きなディスプレーは4K(3840×2160ドット)の表示が可能だ。また、発色性能はAdobeRGB比100%と、クリエイティブな仕事にも最適なパソコンだ。




プロカメラマンが解説! Photoshopで明るさを調整しよう

こんな記事もよく読まれています




コメントを残す